ベアボーン(ASUS Vintage)購入記
(2005/08/19)
久しぶりのハード絡みの記事をUpできます。(^^;
何しろ貧乏なもので、なかなかこの手の記事は書けない。それでもやっぱり貧乏記事で、3万7000円程度のお金しか使ってないんですが。

今まではメーカ製ばかり買っていましたが、もともとの自作魂が疼いたのか(?)、完全自作とはいかないまでも、ベアボーン+余り物パーツで一台作ってしまいました。

【そもそもの発端】
最近、パソコンのハード価格がちょっと異常とも言ってもいいほど下がっています。
例えば、eMachinesの一番安い機種(J2930)は、\44,800からあります。安い安いと言われるeMachinesでも、ずっと長い間最低線は\49,800でしたから、これはちょっとした事件。
その他、DELL、SOTEC、hpあたりも全体的に値下がり傾向で、ここ数ヶ月間、確実にハードの価格が下がって来ています。
ハードの価格が下がるのはパソコン業界の常ですから特別なことではないのですが、新品で販売しているパソコンの最低線が全体的に下がっているのがいつもとは状況が違います。
通常、モデルがリニューアルする場合、パフォーマンスをアップして価格が据え置きというパターンが多いので、最低価格は変わらないことが多いのですが…。
また、さすがにWindowsXPもユーザに浸透しきってしまったのか、デスクトップに限らずノートパソコンでさえ、OSなしモデルを売っているショップ系PCが結構目につくようになってきました。
そんな中、マウスコンピューターの超激安PC(Lm-A203)が登場しました。OSなしで\29,800(税込\31,290)。OS込みでも、\39,800(税込\41,790)
マウスコンピュータは、使用しているパーツの型番もちゃんと明記してくれているので、試しに同じようなパソコンをパーツで買いそろえたらどれぐらいになるか試算してみたところ、ほとんど変わらないか、もしかしたら高くつきます(一種驚き!!)
最初は、こいつを買うつもりだったんです。
ですが、やっぱりメモリは512MBあった方が安心ですし、ドライブも思い切ってDVD±Rに対応したヤツを欲しかった(なにしろ、いまだにDVD-ROMドライブさえ所有していないので、さすがに不便なことがある(^^;)
しかし残念なことに、Lm-A203は限定モデルなのでカスタマイズができない。
まあ、256MBのメモリやDVDドライブを別個に買ったところで、1万円でおつりがくる程度のモノなので、とりあえずベースマシンとしてLm-A203をGetしてしまおうかとも思ったのですが、標準でついてくるキーボード/マウスも一切使う予定はありません。結構無駄。
自宅には昔使っていたパソコンのパーツ類が結構あるので、もうこれ以上余計なゴミを作りたくなかったという事情もありました。

ということで、いろいろ探し回った結果、ASUSのVintageという非常に安くて、その割には結構使えそうなベアボーンを見つけまして、これをベースにいろいろ組み合わせてパソコンを1台作りました。

買った品物は以下の通り。
パーツ 買値(税込み)
ASUS Vintage-S800(筐体、マザーボード、電源) 11K
Celeron D330(2.66GHz) BOX 8.5K
DVDマルチドライブ(SAMSUNG TS-H552U Black) 6K
I/Oデータ製512MBメモリ(DDR400/PC3200対応)
※I/Oデータ製の高品質メモリ(非化粧箱)が、バルクと大差ない価格で出ていたので、即Get!。
6K
グラフィックカード(玄人志向 RD955-LA128C
※Vintageに使われているマザーボードはグラフィック統合型なので、これは必須パーツではありません。RADEON 9550カードが非常に安かったのでほとんど衝動買い(^^;
5K
36.5K
送料を入れると37Kぐらい(購入店:PC-サクセス)。←PC Successはモノも安いし、送料も安くいからイイネ。引き落としの場合、前払いっつうのが「イマドキそんなのあり!?」って気がするけど(^^;
リストの中にハードディスクが入っていませんが、これはお古のディスクを流用することにしました。

次ページ以降から、それぞれのパーツについて詳細に見ていこうと思います。